11月15日(土)の中学2年生の地球学では二条城、一之舩入、島津創業記念資料館を訪ね、京都の歴史の一側面を感じることのできる場所を見学してきました。
まず、始めに「古都京都の文化財」の1つとして世界文化遺産に登録されている二条城へ見学に行き、国宝に指定されている二の丸御殿の中を見学したり、実際に石垣や門を手で触ってみたりして、歴史を肌で感じることができました。
次に、江戸時代に活用された高瀬川の「一之船入」まで足を運びました。「船入」とは、船の荷物の積み下ろしや船の方向転換をする入江のことで、京都の高瀬川の最北端にあった船入を「一之船入」と呼び、現在も残っています。(かつては一之船入~九之船入まであったそうですが、現存するのは一之船入のみです。隠れた史跡です。)
最後に、「一之船入」のすぐそばにある「島津創業記念資料館」の見学をしました。島津製作所は、数ある京都の精密機器製造会社のなかでも最も古い歴史を持つ会社です。歴史的な文献・資料から京都が「ものづくり」発祥の地であることを実感しました。
校外学習を通して、京都がいかに歴史的文化財にあふれ、私達がどれだけ恵まれた環境にいるのかを実感し、こうした伝統が継承される重要性を再確認する1日となりました。