地球学のプレゼンテーション大会を3月10日(火)に実施しました。「地球学」とは、知的好奇心と国際理解の精神を伸ばし育てることを目指してつくられた京都学園中学校だけの特別な授業で、国語・数学・理科・社会・英語といった教科の枠を越えて、あらゆる分野について学ぶ、体験型学習を多く取り入れた授業です。
1・2年生は、今年1年間の地球学の取り組みの中からテーマを選び、学習した内容をまとめ、自分の意見や考えを加えて発表しました。3年生は、一人ひとりが個々に興味を持ったテーマについて研究を進め、その成果を発表しました。
この日までに、各学年において予選会が行われ、当日発表する出場者が決められていました。
当日は約3時間30分、1年生10名+2年生10名+3年生8名=計28名のプレゼンテーションが行われましたが、内容や伝え方がバラエティに富んでおり、非常に楽しい時間でした。すばらしい発表をしてくれたプレゼンターはもちろんのこと、発表を聴く全校生徒が会場の良い雰囲気をつくってくれたことも、このプレゼンテーション大会を成功させてくれたことの一つです。
当日、とある雑誌の記者の取材がありましたが、この取材の方も絶賛してくださったと聞きます。
~~~ 最優秀プレゼン ~~~
3年2組 林 拓也
テーマ「10万ボルトをこらえる方法」
~ロケット団はどうやってピカチュウの技を防ぐのか~
内容
きっかけはポケモンというアニメですが、導体や絶縁体という物質について研究を深め、透明導電膜という電気を通す透明な膜について着目しました。研究を通じて伝えたかったことは「思い込みにとらわれず、新しい道を模索することが大切だ」ということでした。