中学1年生の第2回目の「地球学」で深泥池に行きました。
深泥池は、京都市北区にある池で、氷河期からの生き残りとされる生物と、温暖地に生息する生物が共存しています。そのため、深泥池の生物群集が国の天然記念物に指定されているほど学術的にも貴重な池です。
当日は、保護活動をされている先生に動植物について詳しく説明してもらいました。
図書館の本などで深泥池についての事前学習を行っていたため、氷河時代からの生き残りであるミツガシワの説明なども理解しやすかったようです。
野生の鹿がミツガシワを荒らしたことを知りましたが、その原因は何なのか。また、本来温暖地域に生息しないミツガシワが暖かい京都に生息しているのはなぜか、など生徒たちの中では様々な考えが巡らされているようでした。
簡単に答えを出せないことを考えることで、みんな成長できたと思います。