6月27日(土)、中学1年生全員が参加して、北山にある深泥池のフィールドワークに出かけました。
例年は4月におこなっていますが、今年は新型コロナウイルスの影響でこの時期に実施することになりました。
深泥池にはジュンサイやミツガシワなど氷河時代の生き残りといわれる植物が今なお生育しており、なんと14年万年の歴史を持っています。
ミズゴケの遺体が分解せず泥炭として堆積した池の中央にある浮島は、北海道や東北地方などの寒冷な場所では確認できますが、京都のような暖温帯では珍しいそうです。
また深泥池は「トンボの楽園」ともいわれ、年間通して約50種のトンボを観察できるそうです。
蝶のように舞うチョウトンボやイトトンボを観察することができました。
普段あまり目にしない植物や昆虫を見て、生徒たちは目を輝かせていました。