7月12日(金)、全校アッセンブリーを行いました。
まずはじめに、カナダ・イギリスにおいて、昨年の夏休み明けより10か月間の留学生活を成功裡に終えて、先日帰国した3年生国際コースの代表生徒から挨拶がありました。
カナダ留学の生徒からは
「私は自信を持つことや、自立をすることをカナダで学び、この経験は私が未来にやりたいことは何なのか気づかせてくれました。全ての人たちと思い出はいつも私の心の中にあります。」
イギリス留学の生徒からは
「この10か月間、私たち一人ひとり全員に、辛いとき、苦しい時、悔しい出来事がありました。しかし私たちはそれらを乗り越え、一回りも二回りも成長し立派な高校3年生になって帰ってこられたと信じています。10ヶ月間海外で生活し、現地の学生と一緒に学んだことは私たちの大きな自信に繋がりました。この留学は自分一人では絶対に成し遂げられたなったことで、家族や、国際部の先生方、校長先生を初めとする教職員の方々、ホストファミリー、友達などの応援と支えがあって初めて経験できたことです。私たちを支えてくれた全ての人に感謝の気持ちでいっぱいです。」
続きまして、SGH事業フィールド・トリップとして、7月28日から8月3日までフィリピンを訪問する2年生国際コース選抜20名の代表生徒からは
「現在、東南アジアの国々はすさまじい発展を遂げているが、経済格差、貧富の差が大変激しいです。日本で生活している自分たちには到底想像つかない生活があります。その生活を現地の方々がどのように助け、改善しようとしているのか、また途上国の支援についてを直接見て、学び、高校生である今の自分たちにできることとは何なのかをしっかり考え、学んできます。」
と話してくれました。
続いて、英語検定試験において、高校で準1級以上を合格した6名と、IELTS7.0以上2名の伝達表彰が行われました。
その後、この夏休み中に全国大会に出場される選手の皆さんを紹介するとともに、選手の皆さんを激励するために壮行会を行いました。
7月下旬より開幕します「南部九州総体2019」、令和元年度全国高等学校総合体育大会に、本校から男子柔道部、ボクシング同好会の皆さんが出場されます。
代表して柔道部男子主将から
「この大会のために、日々努力してきました。ずっと夢見ていた目標を達成できる最後のチャンスなので、大会までにできること全てをやり切って、大会に臨みたいと思います。」
と話してくれました。
京紫会(保護者会)からは
「一人ひとり悔いの無いよう、十分に体調を気を付けて頑張ってください ご検討をお祈りします。」
と、選手の皆さんに激励の言葉と激励金をお渡しいただきました。
会の最後に中西副校長からは、大学時代の後輩のお話を例に挙げ、
「一生懸命とは歯を食いしばってがんばることではない。一生懸命勉強したり、一生懸命部活動を行ったり、一生懸命遊んだり。何かに夢中になったり、楽しんだりすることが『一生懸命』という行動なのです。そのあなたの一生懸命さが、周りの人の心をとらえ、エネルギーをあたえ、心を動かし、別の一生懸命を与えることができるのです。」
とお話いただきました。
夏休みはボーっとしていたら、あっという間に過ぎていきます。
みなさんが一生懸命やった!!と思える夏休みを過ごすことができますように。