この7月4日から約3週間の日程で、高校2年特進 ADVANCEDコースが、ヨーロッパ研修へと旅立ちます。日程には、2週間のイギリスでのホームステイ、語学研修の後、ロンドンの大英博物館とパリの ルーブル美術館見学などの観光が入っています。そこで今回、関西大学文学部から蜷川順子先生をお招きして、2つの博物館・美術館での超一流美術作品の見方 について、ご講演いただきました。
講演は、まずルーブル美術館、続いて大英博物館の順で進められ、ホームページなども見せながら、本校生の見学に合わせての講演でしたので、大変わかりやすく、おもしろいものでした。
作品が生まれた歴史的背景や美術館・博物館の裏側の話など、生徒が興味をそそられる話が続出で、きっと生徒の見学の仕方が変わることでしょう。歴史にも造詣が深く、新しい情報も提供していただきました。
終わった後の質問では、「レオナルド・ダ・ヴィンチはイタリア出身の画家なのに、代表作『モナリザ』はなぜフランスにあるのですか」という質問もあ り、「それを調べてから見に行くときっと違った見方ができますよ」と答えられました。観光の側面もありますが、様々な分野の学習ができ、生徒の皆さんが大 いに飛躍する機会として研修旅行をとらえていきたいものです。