6月15日午後2時より、京都私学会館にて、第9回私学振興会賞授賞式が行われました。私学振興会賞は、日々研さん努力し私学教育の充実発展に貢献した私学経営者や教員・学校・クラブ・生徒・団体を顕彰するために、2006年度より設置された賞です。光栄なことに、本校から毎年複数の部門で受賞者が出ています。
今年は、まず「特色ある教育計画を実施して、成果をあげていると認められるグループ又は学校」に授与される「私学振興賞Ⅱ」を京都学園中学高等学校社会科(教員グループ)が受賞しました。受賞理由は、中学1年「社会」と高校1年「現代社会」の取り組みとして、2001年度より一貫して応募してきた、日本経済新聞社主催の「学生対抗円ダービー」において、2012年・2013年と連続して本校のチームが優勝したことが挙げられます。
「文化芸術活動やスポーツ活動により、全国大会・全国コンクール等において最優秀又はこれに準ずる成績をおさめた児童・生徒」に授与される「文化・スポーツ活動賞Ⅱ」を、現在高校1年13組の井口大毅君(昨年度の全国中学校柔道大会個人戦で全国第3位)、高校3年12組の山内穂乃花さん(昨年度世界カデ柔道選手権大会で優勝などの輝かしい戦績)、そして現在東洋大学1回生の木下智貴君(昨年度のインターハイ柔道競技個人戦で全国準優勝)が受賞しました。
審査経過報告の中で、京都私学振興会常務理事の藤林昭一氏より、「円ドルの交換レートを予想し当てるということは大変難しいと思うが、そのコンテストで2年連続優勝チームを出すとは、先生方の指導は大したものです」とのコメントがあったのが印象的でした。そして、今年も中学高校のチームが応募しており、6月7日の日経新聞記事によると、
~~「第14回全国学生対抗円ダービー」の第1回戦の結果がまとまった。全国67校440チームが参加し、5月30日の東京外国為替市場の円相場 (午後5時の対ドル相場)の予想を競った。1位は京都学園高校3年生の若井裕美子さんのチームで、相場をピタリと的中させた。2位には、同じ京都学園高校 の川瀬楓香さんのチームと大分大学の梅野友貴奈さんのチームが、ともに実際の相場と1銭差で並んだ。~~
となっています。このコンテストは、3回戦までの実際の相場との差を合計し、最も小さかったチームが勝者となります。京都学園中学高校のチームの皆さん、一昨年、昨年に続いて、今年もがんばって下さい。