8月22日(木)、
夏休み明けの本日、授業再開前に中学校全体ASSを実施しました。
本日は、
京都学園高校の卒業生であり、現在スイスローザンヌのクラブチーム「柔道界ローザンヌ」で指導され、
ご自身もオーストリアのプロリーグで現役で活躍されている島 達人氏にお越しいただきました。
島氏からは、京都学園に入学した理由や海外へ行く決断をしたきっかけについてお話頂きました。
島氏は、柔道の強さだけではなく、勉学にも励むことができる環境を希望し、京都学園高校に入学しました。
高校生活では、文武両道を実現するため、日々切磋琢磨して過ごされました。
その姿は、当時から指導されていた山田千歳教頭先生の記憶にも鮮明に残っているとお話しがありました。
また、高校在学中のアメリカ研修旅行の際に英語が通じない悔しさをバネに努力した経験から
自分は不自由な環境に身を置いたほうが成長できると実感し、大学卒業後にハンガリーに渡られました。
ハンガリーから現在のスイスに至る海外生活は6年に及びます。
柔道だけではなく日本の礼儀作法も現地の言葉で教えられています。
また現役の選手としても活躍を続けられています。
学生時代に毎日本気で努力し、卒業して10年後の現在、プロとして活躍している島氏。
佐々井校長先生が常にみなさんに伝えられている
「いつかプロ、いま本気!」を体現されている先輩の姿に
自分たちの将来の姿を重ねた生徒さんも多かったのではないでしょうか。
質問タイムでは生徒からの突然の質問に気さくに応えてくださいました。
不自由な環境の中でもポジティブに生活されているお話しを伺えました。
佐々井校長先生からは、
みなさんの10年後の礎が今築かれているのだとお話しがありました。
毎日、学校に通うことで難しいことがたくさんあると思います。
しかし、切磋琢磨してしんどいなと思うのは、成長している証です。
10年後、ひとりひとりがそれぞれの分野で輝き、さらに人に優しい手を差し伸べられるような人として
ご活躍されることを願っています。その活躍の礎は今の1日1日です。
京都学園の時間を大切にしてください。
9月には文化祭があります。
3年生がリーダーとなって1,2年生とともに文化祭を成功に導けるよう頑張ってください。