本日、5月6日(金)に中高全校一斉に同じテーマのもとで世界一大きな授業を実施しました。
「世界一大きな授業」とは、世界が抱える課題や現状(紛争や貧困など)に目を向け、教育の大切さを見つめ直すという世界規模のイベントです。
現在、世界の子どもの2億5,900万人が小中高校に通えていません。新型コロナウイルス(COVID-19)による学校閉鎖のため、ピーク時には約15憶人の子ども・若者が就学の機会を奪われました。日本においても、小中学校に行っていない外国籍の子どもは2万人、小中高校における不登校の子どもは23万人もいます。また、日本語の読み書きが不自由な大人もいます。
こうした事実を背景に、2015年に国連総会で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs/エス・ディー・ジーズ)では、2030年までにすべての子どもが質の高い就学前教育、初等教育、中等教育を受け、大人の識字率も大幅に改善することが新たな目標(ゴール4)として掲げられました。
日本でも2016年12月に全省庁の参加により「持続可能な開発目標(SDGs)推進本部」が設立され、実施指針が策定され、SDGs達成のために積極的に取り組むことが表明されています。