6月12日(水)、高校2・3年生を対象に人権学習を行いました。
第2学年はスポーツアリーナにて、講師に青野 浩美先生をお招きし、『 前例がなければ作ればいい 』と題して、突然原因不明の神経性難病を発症、無呼吸の発作におそわれつつリハビリと車いす生活の中、声楽家への夢を諦めず障がいと闘い、声を取り戻した方の軌跡を聴くことで、親や友人への感謝の気持ち、障がいと向き合い、夢を実現させる行動力、チャレンジする姿勢についてお話いただきました。
また、素晴らしい歌声も披露していただき、できないだろう、無理だろうと、マイナスに考えるのではなく、やってみよう、前例を作ろうと思う、気持ちの強さについて教えていただきました。青野先生、ありがとうございました。
第3学年は京都こども文化会館にて、映画「 ドリーム」を鑑賞しました。
映画「 ドリーム 」は、3 人の黒人女性が 1960 年代に色濃く残っていた人種差別 のハードルを乗り越え、 NASA の有人宇宙飛行計画において多大な貢献をし、新たな時代を切り拓き、夢を叶えたヒロインたちの輝かしい姿を映し出す、実話を基にした感動作です。
この映画を通して、これから社会へ出て行く3年生には、様々な問題に直面したとき人間はどのように考え、また対応していくのかについてを考えるヒントになってくれればと思います。