10月16日(土)、京都大学文学部哲学研究室より澤田和範先生をお迎えし、高大連携講座「哲学対話」が行われました。本講座は、12月まで全6回実施される予定です。初回であるこの日、「善とは何か」「心と身体」「AIと人間」「個人と社会」といったテーマについて、先生にご講義いただきました。抽象的で難解なテーマでしたが、生徒たちの意見を聞きながら身近な例を用いて説明してくださり、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。
終了後、生徒たちから、「哲学は意外と身近な所にあると気付いた」「『善』と『正義』の違いについて初めて考えた」「ものを考えるとき、先人の思想を知ることが大事だとわかった」「難しかったが面白かった」「ニーチェの思想に興味を持った」などの感想が寄せられました。
次回は、生徒たちが各自のテーマについて論文を持ち寄り、ディスカッションを行う予定です。
自分の意見を論理的に組み立て明確に提示する力は、大学での研究だけでなく社会生活において、ますます重要になると考えられます。今後、本講座で、生徒たちが活発な議論を行い、思考力と表現力を伸ばしてくれることを期待しています。
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