6月6日の中学2年1組発表会に続いて、6月14日(金)4限に中学3年1組の数学テーマ別課題発表会がありました。
課題は「三角比・三角関数」。現在、先取り教育で「高校数学 Ⅰ 」の学習に入っていますが、この分野は今年の秋に学習する予定です。
7名が発表者として選ばれました。
三角比とは何なのか、30°、45°、60°の三角比はどのような値か、三角比の歴史、三角比の相互関係、正弦定理、余弦定理、面積の公式などが紹介されました。
さらに、どのようなところに応用されているのか、というテーマで、山の高さを測る、地球の半径や月までの距離まで三角比を使って計算できることが取り上げられました。
最後の発表者は、単位円(半径 1 の円)で三角関数を決めれば、あらゆる角度のサイン、コサイン、タンジェントが求められるところまでいたり、レベルの高い発表となり、生徒には三角比・三角関数の格好の予習となりました。
3年1組は、5月24日から6月4日まで、12日間のカナダ研修旅行を無事終了し、代休期間を経て、この6月11日から登校していますが、旅行前から発表者には指示がなされていたので、しっかり準備してこの発表会に臨みました。
秋には本格的な「図形と計量(三角比)」の学習をするわけですが、自ら主体的に学ぶことによって、三角比・三角関数が身近なものとして感じられたことでしょう。
まずは、来週から前期第2回試験に向けて、高校数学の土台となる2次関数の学習に励んでほしいと思います。
発表後に感想を書いて全員提出しましたが、「皆それぞれ説明の仕方が違った。考え方によって簡単に見えてくるのだと思った」
「三角比について分かり易くまとめられており、聞いていて簡単に頭に入ってきた」
「私も次の課題からもっと詳しく調べていきたいと思った」など、自分のこととして捉えようとする感想が寄せられました。
発表会を聞く態度も、非常に良好でした。