全国学校図書館協議会の創立70周年を記念して2020年に「情報活用授業コンクール」が創設されました。図書やインターネット・雑誌など様々な資料を活用し、生徒の思考力・判断力・表現力を高め、情報活用能力を身につけることがねらいとされています。
本校では、2020年6月に図書館教養講座「京都学園からカエル 世界がカワル」と題したSDGsをテーマにした探究学習の取り組みを中学3年生を対象に実施しました。新型コロナウイルス感染症を中心に、「2030SDGs」のシミュレーションゲームを通じて世界の課題を体得し、図書・新聞記事データベース・インターネット資料・雑誌を情報源として探究を深め、京都先端科学大学の佐々木高弘教授による特別講義によって学びを深化させる学習プログラムが評価されました。
情報を収集し、必要な内容を読み解き取捨選択しながら他者と話し合いながら考えを深め意見をまとめ発表するプロセスを通じて、一人で学ぶときには得られない気づきや発見があります。図書館には、インターネットだけでは集めきれない多くの情報が集まっています。ぜひ、読書以外にも「知りたい」「学びたい」ことを探しに図書館に足を運んでください。