創立 95 周年記念日 学校長メッセージ
創立 95 周年記念日メッセージ
皆さん、おはようございます。いかがお過ごしでしょうか。
オンライン授業が始まり週末を迎えました。
感染防止に努め、日々規則正しい生活を送っていることと思います。
本日、本校は創立 95 周年記念日を迎えました。
創立者辻本光楠先生が、15 歳という若さでアメリカに渡り労働に勤しみながら苦学を重ね、教育の重要性を悟りました。そして、自分の経験を基に本校の建学の精神である「世界的視野に立って主体的に行動する人間の育成」、世界のどの舞台に立っても堂々と行動する人間を育てたい、との思いで 1925(大正14)年に、ここ花園の地にご縁があり、本校を創立されたのです。創立 95 周年を迎えました今年、本当に世界はこれまで経験したことのない厳しい日々を迎え、この苦境を乗り越えるために、私たち一人ひとりが、自分の命を守ると同時に、ご家族、そして身近な人々の命を守る心優しい行動が求められています。
今日は皆さんに嬉しい報告があります。毎年 6 月に京都私学振興会賞の授賞式が挙行されます。本校ではこれまで京都の私学教育発展のためにご尽力いただきました教職員の先生、また授業・部活動を通して京都を代表し、全国大会、全国研究大会で日本を代表する実績を上げられた生徒の皆さんがこの栄誉に輝かれました。先日、今年度の第 15 回京都私学振興会賞授賞者が発表されました。教育功労の部で法人局長浅野正広先生が受賞されます。先生は 40 年の長きにわたり、本校の事務部の重責を担い、特にこの 10 年間、学園教育環境整備にご尽力いただきました。
また、高等学校 3 年特進 ADVANCED コース新川昂汰君、佐野斗哉君の研究発表「クマムシの生態分析~クマムシ樽化の謎~」が、昨年 12 月第 63 回日本学生科学賞中央審査入選 3 等受賞を高く評価され、京都私学振興会賞文化スポーツ部門個人の部での受賞となりました。受賞なさいました皆さんに心よりお祝いを申し上げますとともに、これからも益々のご活躍を心より祈念いたします。おめでとうございます。生徒の皆さんは、今厳しい環境の中ではありますが、本日の創立記念日を機に本校の建学の精神を心に刻み、皆さんの将来に向け、人に優しい手を差し伸べられる人として成長されますことを期待します。
これからも毎日充実した日々を送ってください。
京都学園中学高等学校
学校長 佐々井 宏平
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