8月1日(木)、2日(金)に京都で開催された「第29回NIE全国大会京都大会」にて
2日(金)に京都経済センターにて公開授業を行いました。
NIE(エヌ・アイ・イー)とは「Newspaper in Education」の略で、学校などで新聞を教材として活用する活動です。
本校は、2007年にNIE指定校に認定されて以来、新聞を活用した授業や探究活動に取り組んでいます。
今回、「多様性を問う 新聞記事のジェンダー表現」と題した高校3年生の論理国語の授業として
アメリカ研修旅行で気づいた価値観の違いを始め、
2024年3月8日付の日本や海外の新聞に掲載された「国際女性デー」に関する記事を比較し、メディアの報道の意図について考えました。
また、「多様性」を体現すべく、昨年10月にスウェーデン研修旅行に参加をした中学3年生をゲストスピーカーに迎え、
互いの知識・経験をもとに対話も深めました。
大変多くの方に模擬授業をご観覧いただき、
新聞社など多くのカメラでの撮影もされるという通常の授業とは異なる環境でしたが
緊張をしながらもしっかりと各グループでの調査結果や意見を発表し、50分間の授業を行うことが出来ました。
この3年間の多様性についての学びは、今起きていることや情報を一方向だけではなく、
色々な角度から捉えるということの大切さを学ぶことが出来たのではないかと思います。
この学びを受験勉強や進路先を決めるときにも活かしていきましょう!