地球学の取り組みでニワトリの解剖実習を行いました。
生物のからだのつくりを観察し学習することが第1の目的ですが、ニワトリ1羽を目の前にすると、刃物を入れて解剖することに抵抗を感じる気持ちは分かります。事前指導で観たビデオには、血を抜き羽をむしる作業もあったため、その気持ちはなおさらです。
しかし「本当の意味で命の大切さを分かっているなら、感謝の気持ちを持って解剖・観察しよう」と呼びかけられ、抵抗を感じていた生徒もしっかりと解剖実習をしてくれました。
この実習で外科医への興味が深まった生徒もいたようです。
解剖実習を終えたあとのニワトリは、から揚げや香草焼きなどの食材とさせていただき、実習を行った生徒全員でおいしくいただきました。この日の「いただきます」には深い気持ちがこもっていました。
国際コース・特進コースは11月30日(土)、進学コースは12月16日(月)に実施しました。