地球学の取り組みとして、樋口農園でのフィールドワークを実施しました。樋口農園は鷹峯で15代続く京野菜農家です。
事前学習として京野菜の歴史や基本的知識、現在抱えている課題などについて2回の講義を受けてからフィールドワークに臨みました。どのような思いで京野菜を育てているのか、農業という仕事は実際どのようなものか、など具体的な話を樋口さんから色々と聞かせていただきました。野菜そのものはもちろん、土やハウス・その他の設備などを実際目にすることで京野菜を作るためにかかっている手間暇も感じることができました。
さらにはご厚意により、何種類かの採れたて野菜を実際に食べさせていただき、生徒たちからは「あまい」「おいしい」「みずみずしい」」などの感想があがっていました。普段食べている野菜との違いを改めて感じ、中には解散後にわざわざ家族へのお土産として樋口農園の野菜を買って帰った生徒もいたほどです。
今回のフィールドワークを通して、京野菜の素晴らしさを知っただけでなく、この素晴らしいものを守り続けていくために自分たちも何かできることはないかと考える機会にもなりました。