京都学園高等学校は、2020年1月に
京都大学iCeMS(読み方:アイセムス/物質-細胞統合システム拠点の通称)と教育連携の一環で、
中国瀋陽にある名門高校である東北育才学校と瀋陽薬科大学において
中国と日本の高校生との教育連携プログラムを実施できることとなりました。
本校は、3年前より、京都大学iCeMSと教育連携を実施しています。
本年度は、特進ADVANCEDコース2年生の希望者を対象に、京都大学iCeMSの研究室訪問を実施しました。
また、特進ADVANCEDコース3年生を対象に
アクティブラーニング型の教育プログラム「iCeMSキャラバン」を実施しました。
iCeMSキャラバンでは、異なる分野のiCeMSの研究者の方々が、共通のテーマ(DNAなど)について、
基礎知識と最新の研究成果を説明し、グループで議論して新しい技術やアイディアを創り出すことに
挑戦します。
東北育才学校は、外国語教育に力を入れており、今回参加する現地の生徒の皆さんは、
プログラムを日本語で実施されます。
また、本校の生徒のみなさんは、瀋陽薬科大学で開催されるシンポジウムにおいて
大学の研究者の前で1年次のSGSで実施した研究内容の発表を英語で行う機会をいただきました。
学習意欲の高い中国での経験は、生徒のみなさんひとりひとりにとって大きな実りとなることでしょう。
昨日は、参加生徒のみなさんが英語での研究内容の発表の練習のため集まりました。
真剣に練習に励むみなさんの様子に期待が高まりました。