12月6日、高校2年全員を対象に、京都新聞社より大西幹子記者をお招きして人権学習を実施しました。
今回のテーマは「性に関する人権」と設定しました。国語の授業の中で、ジェンダーに関わる評論を読んだ際に、京都新聞で連載されている「Our Voices 性を考える」という記事を用いて探究学習をしたことをきっかけに、取材されていた記者の方からお話を伺う機会を作りました。
今回は、「 性的マイノリティーの生きづらさー あいまいな性を生きる人の取材を通して」と題してご講演いただきました。「性」を理解するための基本的な事柄について確認したのち、Xジェンダー・ノンバイナリー当事者を取材されたことについてお話してくださいました。また、生徒からの質問として、記者として表現に気を付けていること等、新聞記者という仕事に関わるものや、ジェンダーに対する固定観念はどうすればなくなると思うか、といった性差についてどのように考えたらよいかといった質問にまでご回答くださいました。
50分という限られた時間の中で、制に関わる人権について、ジェンダーと多様性について考えを深めることができました。