4月27日(土)、深泥池にて、中学1年生全員を対象に、地球学フィールドワーク「深泥池観察会」を実施しました。
深泥池にはジュンサイやミツガシワなど氷河時代の生き残りといわれる植物が、今なお生育しており、14年万年の歴史を持っています。
ミズゴケの遺体が分解せず泥炭として堆積した池の中央にある浮島は、北海道や東北地方などの寒冷な場所では確認できますが、京都のような暖温帯では珍しいと言われています。
普段あまり見ることができない生き物や植物を間近に見て、中学1年生の皆さんは、目を輝かせながら、メモやスケッチを取って観察していました。また、様々な質問が飛び、先生のお話を熱心に聞いていました。
地球学では、生徒一人ひとりの興味・関心を大切にして、「ホンモノ」に触れる経験を積むことで、知的好奇心を引き出せるように取り組んでいます。
これから地球学では、様々な取り組みを実施していきますので、生徒の皆さんも楽しみにしていてください。