11月17日、本校高校第2学年と第3学年を対象に、永守理事長による講演会が実施されました。テーマは「夢をカタチに」。将来、世界で堂々と自分の意志で行動し活躍する「京都発世界人財」として社会貢献できる人になるために、中学・高校時代に何をしておくべきか、について約1時間にわたり講演いただきました。
講演後には永守理事長に直接質疑応答ができる時間があり、数多くの生徒が積極的に手を挙げ質問をする姿が見られました。ある生徒からは「目の前に壁が立ちはだかった時、どのように気持ちを切り替えてこられたのですか?」との質問に、「失敗こそ挑戦した証。ただし、失敗で終わらせず、すぐやる!必ずやる!できるまでやる!この気持ちを忘れずに頑張ってほしい」と、理事長は激励の思いを込め温かく応えました。
さらに「現状に満足せず、自分の可能性に期待しながらこの先の学校生活を送ってほしい」と、理事長は全生徒にエールを送り、生徒たちにとっては新たな学びに向かう機会となりました。閉式では、生徒代表がご挨拶を申し上げ、万雷の拍手で理事長に感謝の意を伝えました。
これから具体的に進路を考えていく生徒一人ひとりにとって、大変貴重な時間となりました。
永守 重信 NAGAMORI Shigenobu
1944年京都府生まれ。1973年に28歳で日本電産を設立。300社を越える連結企業集団に成長させ、世界No.1の総合モーターメーカーに育て上げた。2006年、米バロンズ誌により「世界のベストCEO30人」の一人に選出。2014年、日経ビジネス誌が初めて実施した「社長が選ぶベスト社長」で1位に選出。日本電産株式会社 代表取締役会長。2018年3月、学校法人京都学園の理事長に就任。2019年4月より法人名変更に伴い学校法人永守学園理事長。