12月1日(金)、「すぐきプロジェクト」第2回は、すぐき生産農家である玉田農園の
すぐき漬生産現場を見訪問させていただきました。玉田農園代表の玉田様に解説を受けながら、
生徒たちは興味津々に生産工程を見学していました。
漬けあがりを考えて、形をそろえるのと細い根(ひげ)を削る面取りの作業や
大きな樽での「荒漬け」、そして塩を振りながら小さな樽に詰めていく「本漬け」。
すぐきは漬け物石の代わりにテコをつかった方法で重さをかける「天秤漬け」が有名ですが、
大変重労働なので最近は機械を使った漬け込みが普及しています。
本漬けが終わったすぐき樽は、室に入れて加温し、乳酸菌で発酵させ、あのコクのある酸味が生まれるそうです。
生徒たちからもたくさんの質問が出るなど、学びの多い有意義な時間となりました。
大変お忙しいところ、玉田様には貴重な機会を与えていただきまして誠にありがとうございました。