7月1日に関西国際空港より離陸し、7月2日にイギリスに到着。2週間の各カレッジでの英語研修、3日間の観光を終えて、7月19日にロンドン・ヒースロー空港より発ち、20日夕刻に関空に無事降り立ちました。
7月4日~15日、カレッジでの英語研修ならびにホームステイにおいては、苦情やトラブルがなく、全員が2週間のホームステイを完遂しました。
7月12・13・14日には、イーストボーン、ルーイス、チチェスターの順で、各カレッジでの本校生徒による「オリジナル・ダンス」の発表があり、拍手喝さいを受けました。昨年までの「京炎そでふれ」とは違う、本校独自のダンスであるだけに、不安もありましたが、どの発表もうまくまとめていました。生徒たちは大いに自信を身につけたことと思います。
私は、チチェスターに滞在していましたが、7月16日朝、カレッジまで送って下さったホストファミリーで、私がお礼を言った人たちからは全員「良い子だったよ。またイギリスへ来いよ」とお褒めの言葉をいただきました。「リヴァプールなら、Cavern Club へ行ってこい」と、これからのツアーへの激励を言って下さったファーザーもいました。
私たちは、その日各カレッジの場所を発ち、リヴァプールへ向かいました。途中、シェークスピアの生まれ故郷であるストラトフォード・アポン・エイヴォンに立ち寄りました。シェークスピアの生家を見学しましたが、優れた文学を生み出したことが伝わってくるような良い町でした。その日はリヴァプール近郊のホテルで宿泊し、17日は一日リヴァプール観光を楽しみました。
リヴァプール大聖堂、マージーサイド海洋博物館(奴隷貿易に関する展示が優れていました)と回った後、自由時間になり昼食。再集合後、以前港だったところの中央、スリーグレイセズ前に昨年完成した、リヴァプールが生んだ世界的なロック・グループであるビートルズ4人の銅像のところに行きました。生徒たちは喜んで写真を撮っていました。午後4時前からは「ウォーカー美術館」を見学し、質の高い絵画が多く見られました。そして、夕方にはビートルズを有名にした「Cavern Club」のあるマシュー・ストリートも歩きました。若き頃のジョン・レノンの銅像もありました。イギリス研修旅行に来て、生徒達はロンドンとは違ったイギリスの良き町を体験できたことと思います。17日早朝にリヴァプールのホテルを発ち、一気にウィンザーまで来て、昼食をとり、ウィンザー城の観光をしました。ロンドン観光がない分、ウィンザー城でイギリスの王朝の栄華を味わい、現在もエリザベス女王の住居となっていることを認識しました。夕方には、ホテルに到着し、イギリス最後の宿泊をし、19日ヒースロー空港から日本に向けて飛び立ったわけです。
研修旅行の成功の陰には、保護者の皆様の多大なご理解とご協力があります。無事帰国できたことで大いに感謝し、今後も安全で安心な海外研修旅行をめざしていくことを肝に銘じたいと思います。
(教頭 山脇記)