今、世界で、なにが起こっているのか。より良い世界のために一人一人に何ができるのか―課題を知り、自分にできることは何かを考える「きっかけ」を提供するイベントです。
京都の国際協力NGO、中学高校、そしてバレエ団が集い、その思いと活動を京都・清水寺から発信します。1200年以上にわたり観音さまの教えを授け、世界中から多くの人々が訪れる清水寺。ご本尊である観音さまの心のひとつに「他者の苦しみを自らの苦しみとして共感できる心」があります。世界の問題を知り、より良い世界を共につくるために、今、一人一人ができることを考えてみませんか?
京都学園中学高等学校 柔道を通して世界に発信
柔道は日本古来に伝わる伝統の武道で、その基本理念は「精力善用」「自他共栄」とされています。精力善用とは「修業を積み磨かれた能力を、世の中の役立つことに使い貢献する」という意味で、自他共栄とは「互いに信頼し、助け合って、自分もほかの人も共に栄えて、素晴らしい世の中をつくる」という意味です。柔道を通して世界中に平和の精神を広めるため、今回は「形」と呼ばれる攻撃防御の理合いを習得するための稽古法のうち「投の形」を披露します。技を掛ける「取(とり)」と技を受ける「受(うけ)」の息の合った動きを是非ご覧ください。