6月6日(木)第5限に、中学2年1組数学授業で、本年度第1回テーマ別課題発表会がありました。
課題は「自然数の平方の和」で、高校で学習する内容です。
しかし、発表者として選ばれた6名のプレゼンテーションはいずれも力作ばかりでした。
正三角形の中に数を入れて、1枚の三角形の中の数の和が自然数の平方の和になるようにして、
その3枚をそれぞれ回転して和を求めて3で割るという方法や、立体を考えてその体積から求める方法、平方の和の模型を作りそれを6個組み合わせると直方体になることを利用する方法など、参観に来た教員も「なるほど」と思わせる工夫のこらされた発表でした。
高校の「数学B」の「数列」のところで学習するですが、この発表をした生徒はもちろんのこと、発表を聞いた生徒も、頭の中に「自然数の平方の和の公式」が残ったことでしょう。しかも頭ごなしに覚えるのではなく、それを求める過程もよくわかったわけで、これからの中学数学の学習にも大きなヒントが与えられたことと思います。
6人の生徒は興味深く、しかも楽しそうに発表していました。2年1組の皆さん、数学の勉強をこれからも興味深く楽しく進めてください。