高校1年特進ADVANCEDコース一貫クラス2組は、3月17日(木)4限に、「数学テーマ別課題発表会」を開催しました。
テーマ別課題とは、長期の休暇に宿題として課されるもので、夏休みに「三角関数の加法定理の証明」が、冬休みに「指数関数・対数関数について」がテーマとなっていました。
3月17日は、クラス21人から5人の入選者が選ばれ、その5人が自分のレポートを発表する会でした。
4人の「三角関数」のレポート、1人の「指数関数・対数関数」レポートが高い評価を受けて、入選・発表となったわけです。
1人目は、加法定理を簡潔に証明し、大学入試での三角関数の実際の問題を紹介しながら、それに対する解決の道を示しました。
2人目は、三角関数加法定理の証明で、様々な道筋において証明していたところに工夫がありました。折り紙も使いました。
3人目は、表紙が「余弦定理を使わない」というタイトルで、インパクトがあり、一つの加法定理から他の加法定理が導かれることも説明しました。
4人目は、三角関数の応用例を「ノイズ・キャンセリング」の中に見出していて、加法定理が生かされていることを説明しました。
5人目は、指数関数・対数関数を歴史を踏まえながら、関数のグラフを紹介し、どのように応用されているかを紹介しました。
現在、「数学Ⅱ」の三角関数まで、「数学B」のベクトルまで学習が進んでいますが、三角関数を振り返り、指数・対数関数への予習となる貴重な取り組みでした。