本年も7月28日(日)から「地球学特別プログラム」を実施しています。
今年度の地球学特別プログラムは、
「阿蘇火山のめぐみと熊本地震から学ぶ防災教育、農畜産民泊」というテーマで
熊本市内、阿蘇地域のフィールドワーク&民泊を実施しています。
地球学特別プログラム 1日目、まず初めに熊本城を見学しました。
2016年の熊本地震から8年が経過して復旧工事が進む熊本城ですが、
まだまだ地震の爪痕が数多く残っていました。
完全に復旧するまでに30年の時間を要するという話に改めて地震被害の大きさを理解することができました。
また、生徒はガイドさんのお話しを伺いながら、熊本城400年の歴史や築城技術についても学びを深めました。
次に訪れた熊本地震震災ミュージアム「KIOKU」は、熊本地震の記憶を未来へつなぐために建設された施設です。
断層の直下にありながら倒壊せず保存されている旧東海大学阿蘇校舎1号館は耐震の大切さを目の当たりにしました。
現在、大学のキャンパスは別の場所に移転して、かつては1000人ほどいた学生がいなくなり施設周辺地域はにぎわいが無くなってしまったそうです。
そして、阿蘇草原保全センターにて、民泊受け入れ家庭の皆さんと初対面。
最初は緊張していた生徒たちですが、自己紹介をするとすぐに打ち解けた様子で、各家庭に向けて出発していきました。
この3日間でどのような体験ができるか楽しみです!