4月26日(土)、中学1年生全員を対象に、深泥池にて地球学フィールドワーク「深泥池観察会」を実施しました。
深泥池には、ジュンサイやミツガシワなど氷河時代の生き残りといわれる植物が今なお生育しており、14年万年の歴史があります。自然界の営みについて学ぶとともに、人との関わりで自然がどのように変化をするかについて学ぶことが出来る学術的にも貴重な場所です。
また、ミズゴケの遺体が分解せず泥炭として堆積した池の中央にある浮島は、北海道や東北地方などの寒冷な場所では確認できますが、京都のような暖温帯では珍しいと言われています。
中学1年生の生徒たちは、普段あまり見ることができない生き物や植物を間近に見て、目を輝かせながら、メモやスケッチを取って観察していました。観察中も様々な質問が飛び、先生のお話も熱心に聞いていました。
地球学では、生徒一人ひとりの興味・関心を大切にして「ホンモノ」に触れる経験を積むことで、知的好奇心を引き出せるように取り組んでいます。今年も地球学のプログラム通して、生徒たちのワクワク・ドキドキからどのような好奇心・探究心・挑戦心が育まれていくかが今から楽しみです。
中学生のみなさんも様々なプログラムを行いますので、ぜひ楽しみにしていてください!