現在、高校3年生9名が高大連携の取り組みである大学科目先取履修(アドバンストプレイスメント)の一環として、
京都先端科学大学太秦キャンパスにて人文学部のアレックス カー教授の「日本文化論A」で観光を学んでいます。
その講義の中で、11月27日(水)に亀岡で学外研修を行いました。本講義の教授であるアレックス カー監修のもと、歴史あるお香商の古民家を亀岡市が改修し、宿泊施設として生まれ変わった「離れ」にのうみの見学を始め、亀岡の観光状況などについて学びました。
この取り組みは、本年9月25日(水)より、高大連携の取り組みである大学科目先取履修(アドバンストプレイスメント)の一環として、京都先端科学大学太秦キャンパスでの授業を受けているものです。
大学の秋学期中の毎週水曜日に、大学生と共に人文学部のアレックス カー教授の「日本文化論A」で観光について学び、秋学期の最後には試験も行い、試験に合格すると単位が取得できます。
この単位は、京都先端科学大学へ進学後に単位として認められるものです。
本校は文部科学省より、2015年にSGH指定校、2021年にはWWLカリキュラム開発拠点校、さらに今年(2024年)7月に「WWLグローバル人材育成強化事業拠点校」に採択をされました。今回の大学先取科目履修も本取り組みの中の1つです。
週に1度、大学に行くことにより、早期から大学での学びに触れて意欲を高め、大学進学後により高い目標を達成してほしいと思います。
■講師
Alex KERR(アレックス カー)
京都先端科学大学人文学部歴史文化学科 教授
学位:修士(中国学)オックスフォード大学
専門分野:東洋文化研究、地域活性、観光
略歴:東洋文化研究家、NPO法人「篪庵トラスト」理事
1952年、米国メリーランド州生まれ。初来日は64年。73年に祖谷(徳島県三好市)で取得した茅葺 (かやぶ)き屋根の農家をはじめ、日本国内で古民家を活用した 滞在型観光事業を手掛ける。
担当科目:先端ツーリズムコース
著書
『美しき日本の残像』、朝日新聞出版、2000年、978-4022642400
『もうひとつの京都』、世界文化社、2016年、978-4418165100
『犬と鬼 知られざる日本の肖像』、講談社、2017年、978-4062081016
『ニッポン巡礼』、集英社、2020年、978-4087211467 ほか
アレックス カー教授の詳細は下記リンクからご覧ください
https://web.archive.org/web/20140109022016/http://www.alex-kerr.com/jp/