高校1年進学コースでは、総合学習の一環として、環境省および株式会社セブン‐イレブン・ジャパンと連携した「探究学習プログラム」を約3カ月間実施します。このプログラムは、次年度から全国で行われる探究学習プログラムの実証事業として全国から選ばれた3校で行うもので、本校は10月1日(水)にスタートしました。
初回講義では、講師に環境省 大臣官房総合政策課 環境教育推進室長の黒部一隆様をお迎えし、環境課題の現状や、日本国内のユースに期待されている役割についてご講演いただきました。
講義は、環境課題についてのお話の前に「あたりまえ」について考えることから始まり、
「今 “あたりまえ” と思っていることが30年後にはどう変わるか?」と問いかけられました。
普段何気なく使っている商品やサービス、毎日の暮らしの習慣も、環境や社会の変化によって大きく姿を変える可能性があります。黒部様のお話を受け、生徒たちは「自分にとっての当たり前」を見直し、未来の社会を主体的に考えるきっかけを得ることができました。
次回は、セブン―イレブン・ジャパン社のサステナビリティ推進室の皆さまからの講義と本プログラムの探究学習課題が提示されます。
これから3カ月間、環境省及びセブン‐イレブン・ジャパン社と連携しながら、生徒一人ひとりが「あたりまえ」を問い直し、環境や社会の課題に主体的に取り組む力を育んでいきます。
生徒たちが与えられた課題に対してどのような解決策を導き出していくのか、ぜひご期待ください。