7月15日(火)の放課後の時間を使い、今年度第2回目の『放課後芸大』を行いました。
この『放課後芸大』は、芸術の幅広い分野での魅力や考え方を体験してもらう機会として設けています。
今回は、京都芸術大学美術工芸学科の矢津 吉隆先生よる模擬授業に12名の生徒が参加をしました。
矢津先生は、アーティストの作品制作現場から出る廃材を”副産物”と呼び、あらゆる方法で社会に循環させてしまおうというアートプロジェクトを行われています。そして、”副産物”という概念を軸に「ものの価値」や「ものの終わり」についての作品を制作し発表をされています。
今回は、複数のアートの廃材(副産物)を詰め合わせてミュージアムショップで実際に800円で購入してもらえる商品を作るということをテーマに授業を行いました。
参加した生徒たちは、お客さんに手にとってもらえる「タイトル」を考えながら、芸術大学のアトリエから回収してきた様々な廃材から自分が気になるものを集めて商品を作り、発表をしました。
「800円で売れるアート廃材の詰め合わせ」をつくることで
新しい視点や物事を見ることを価値について学ぶことが出来たようです。
矢津先生、ありがとうございました。
講師 プロフィール
・矢津 吉隆先生(美術工芸学科 専任講師、kumagusuku代表)
https://www.kyoto-art.ac.jp/info/teacher/detail/1701655
https://kumagusuku.info/