2020年11月6日(金)
中高大連携の一環として京都先端科学大学 人文学部教授山本淳子先生にご講義いただきました。
高校2年生の古典Bの授業では『源氏物語』を 読んでいます。
教科書に掲載されている「若紫」「小柴垣のもと」の箇所について、
昨年の秋、藤原定家写本が発見され、その記述について話題となりました。
授業では、教科書の本文を古典文法を確認しながら読解を進めるとともに、
芸術科(書道)の坂本智子先生に定家自筆本に基づいたお手本を書いていただき、
それをもとに写本を書く学習活動を取り入れました。
さらに、その中の書道選択をしている生徒たちによって『源氏物語絵巻』を臨書しました。
【掲載写真が生徒の作品です】
そして、これらの学習活動をふまえた発展学習として、
山本淳子先生に「 世紀の大発見!大名家に秘蔵されていた八百年前の『源氏物語』「若紫」」
と題してお話をしていただきました。写本が作られた経緯をお聞きしたうえで、
写本を実際に読み比べるワークショップもあり、あっという間の50分の講義でした。
来週は「若紫」についてご講義いただけます。
生徒たちにとっても、『源氏物語』に対する理解が広がりました。
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