2月17日に合唱コンクールを開催しました。
1年生は初めての合唱コンクールということもあり、大勢の観客の前で発表することの難しさを経験しました。2年生は、後輩の見本になるように、そして先輩を追い越そうという意気込みで熱唱し、成長した姿を見せてくれました。それぞれの学年が特別な思いを胸に抱き発表する日が、合唱コンクールなのです。
3年生にとっては、中学校生活最後の学校行事になりました。彼らはこの中学校で学んだ3年間の集大成として、そして最高学年としてのプライドを持って発表しました。今年の3年生は、学年としてのまとまりがなかったように感じていたが、合唱コンクールでは素晴らしい団結力を見せてくれました。必死で練習をして、「最優秀賞をとりたい」という思いとこれまでのクラスメイトとの思い出を胸に練習をしてきた成果だと思います。
本番当日、結果は3年1組が最優秀賞をとりました。しかし、他のクラスの生徒たちも拍手をしていて、表情はすがすがしく、すべて出し切ったという満足した顔ばかりだった。その顔を見ていると、自然と涙が流れ出し、止まらなくなりました。本当の意味で学年が団結したのだと感じました。
また、今年は教員から生徒たちへの感謝の気持ちを込めて合唱を披露しました。指揮者の向こうに見える客席の生徒たちの涙に、こちらも涙をこらえるのに必死でした。
生徒たちに対して「感謝と感動をありがとう」という気持ちでいっぱいになった合唱コンクールでした。