高校1年進学コースでは、総合探究学習の一環として、環境省および株式会社セブン‐イレブン・ジャパン(以下セブン‐イレブン)と連携した「探究学習プログラム」を2025年10月より約3カ月間実施をしています。
10月8日(水)に、セブン‐イレブンのサステナビリティ推進室の社員を講師としてお迎えし、サステナビリティ(持続可能性)への取り組みについてご講演いただきました。講演では、同社が掲げる「環境」「健康」「地域」「人財」の4つの重点分野や、「GREEN CHALLENGE 2050」に基づく具体的な行動についてお話しいただきました。
講演は、プラスチック削減や食品ロス対策、持続可能な調達、再生可能エネルギーの導入、地域連携による環境教育活動など多岐にわたりました。特に、店頭での「てまえどり」推進やペットボトル回収機の設置、規格外野菜の活用など、生徒にも身近な具体例を紹介いただきました。
また、事前に生徒たちが考えた質問にも一つ一つ丁寧にご回答をいただきました。
例えば「環境配慮型の容器開発での課題」には、使用するプラスチック原料の割合が耐熱性や耐久性に影響するため、性能を確保する試験を行っていることなど、企業努力の具体的な裏側を知ることができました。
さらに、「食品ロス対策」「再生可能エネルギー導入の課題」「ステークホルダーとの関係性」などについても丁寧にご説明いただき、生徒たちは企業の社会的責任の広がりを実感していました。講演の最後には、同社から今後の探究課題も提示されました。
【今後の探究課題】
①セブン‐イレブンのお店で環境配慮商品を探してみよう。
②環境にやさしい商品を、消費者に意識的に購入してもらうにはどうすればよいか考えよう。
今回の講演を通じて、生徒たちは「コンビニ=身近な存在」であるセブン‐イレブンが、地域社会や地球環境のために多面的な活動を展開していることを知りました。今後の探究活動では、実際に店舗を訪れて環境配慮商品を調べ、消費者の立場でのアクションを考えていく予定です。
生徒たちが与えられた課題に対してどのような解決策を導き出していくのか、ぜひご期待ください。
*第1回目の様子はこちらからご覧ください
https://js.kuas.t-news.jp/steam/27292.php





















