10月24日(土)の地球学で、京都の南部にある綴喜郡宇治田原町に化石を探しに行きました。
古くから宇治茶の産地として有名な宇治田原ですが「京都一の貝の化石の産地」とも言われるほど、研究者の中では有名な場所です。
この地域には、約2千万年の化石床が見られます。何か所か貝の化石が含まれる露頭があり、あまりの化石の多さに生徒たちも興味津々でした。
とある露頭では、約1mの地層の中に二枚貝の化石がびっしりと重なっているところがあり、化石採集に大興奮でした。なかには、二枚貝だけでなく、巻き貝の化石を発見する生徒や、約6億年前(推測)の「れき」を発見する生徒もいて、まさにここが当時の海の底であったことを肌で感じる経験となりました。