4月16日(土)の3年生の地球学は、「京の台所で食を探る」と題して錦市場に行ってきました。
今回のプログラムは、錦市場から徒歩1分に位置する「京町家錦上ル」を舞台とし、「祇園さゝ木」(ミシュラン2つ星)監修のもと京都の食の魅力に迫るというものです。
2015年に400年記念を迎えた京の台所「錦市場」で店舗の店主とコミュニケーションをとりながら食材の仕入れ体験をしたり、「京町家錦上ル」の料理長によるおばんざいの調理講習を受けたり、「祇園さゝ木」の佐々木様の講話を聴いたりと充実した内容でした。プログラムの最後には「祇園さゝ木」の特別な昼食を食べることができました。
このプロジェクトは、昨年の「京都中央卸売市場の見学」「京丹波地域での農村民泊体験」に続く『食』に関する取り組みの一つです。
「京丹波地域での農村民泊体験」で京野菜の生産者の努力や苦労を知り、「京都中央卸売市場の見学」「錦市場での仕入れ体験」でそれらの流通のしくみを知り、そして京野菜を使った食材の調理方法を知ることができました。
これらの経験を、約1か月後に始まるカナダ・イギリスへの海外研修旅行で、訪問地の方々に日本食のすばらしさを伝えることが次の目標です。