11月14日(土)、京都大学文学部哲学研究室より澤田和範先生をお迎えし、高大連携講座「哲学対話」が
行われました。
本講座は、先週11月7日(土)より来月末まで全6回実施される予定です。先週の初回講座で、先生から
「自己とは何か」「善とは何か」「AIと人間」「個人と社会」等のテーマについてご講義いただきました。
第2回である今回は、生徒がそれぞれのテーマについて書いてきた論文を発表し、皆でディスカッションを
行いました。
抽象的で難解なテーマでしたが、生徒たちは先生や他の参加者との議論に熱中している様子でした。
終了後、生徒たちからは、「発表者の意見が面白く、とても楽しめた」「自分では筋道の通った説明が
できていると思っていたが、他の参加者から指摘されて矛盾に気づいた」、「自分の持っていない新たな
視点に気づけた」などの感想が寄せられました。
自分の意見を論理的に組み立て明確に提示する能力は、大学での研究だけでなく企業や社会生活において、
ますます重要になると考えられます。
今後、生徒たちがますます活発な議論を行い、思考力と表現力を伸ばしてくれることを期待しています。